ウム・ヴェルトのリサイクル事業を通じて、日本の「農業・畜産業への発展と向上」→「食糧自給率の向上」を目指しています。
お取引きをされる多くの企業さまが、ウム・ヴェルトの理念に共感をいただいております。
ウム・ヴェルトは食品リサイクル率の向上と共に、特に飼料化リサイクルの普及と向上を目指しています。
可能な限りお客様へ飼料化リサイクルに向けた取り組みを推奨。廃棄コストの削減だけではなく分別方法の指導や、保管・管理方法など、お客様と一緒になって廃棄物を資源として最大限に有効活用できるリサイクルサービスを提案し改善を行います。
食品リサイクルの飼料化は、食品循環資源が有する豊富な栄養価を最も有効に活用できることから最優先となります。次に肥料化が推進されます。飼料化・肥料化が困難なものについては、その他の再生利用(メタン化によるエネルギー利用等)が推進されます。
食品をリサイクルするにあたり、個包装の商品は中身と袋の分別は手間がかかり難しく、焼却処分となるケースが多くありますが、袋を分別する「破袋機」で分別の効率化をご提案しています。
また、水分を多く含む食品廃棄物が腐敗して飼料化が困難となり保管が難しくなるケースでは水分を乾燥させる「乾燥機」 の導入をご案内しています。
「ギ酸」によるpH(ペーハー)調整での腐敗防止や、「乳酸菌」によるサイレージ発酵でのpH調整で品質管理と良好な保管状況を保ち、乳牛用のエサとして有価物(買取)になるケースもあり、お客様と共に改善方法を行い、より良い資源の有効活用を行います。
ウム・ヴェルトでは、破袋機・乾燥機を運用し、様々な食品廃棄を飼料化するためのチャレンジをしています。
全国の食品関連企業からの廃棄物を飼料化し、「食品リサイクル率の向上」を図っています。
日本での飼料は海外穀物の比率が大変高く、国際情勢に大きく影響されます。ウム・ヴェルトでは自社でリサイクルした飼料を利用して養豚を行うことで、海外穀物に依存しない飼料システムを構築し、世界の食糧配分の均衡化を目指します。また、穀物の輸入減少は海外運搬のCO2排出量の削減にも貢献しています。さらに、後継者の問題で運営が困難な養豚場をウム・ヴェルトが運営管理し、畜産業の活性化と日本の食料自給率の向上を図ります。これらの活動はSDGsやカーボンニュートラルへの貢献にも繋がっています。
農業や畜産業の後継者不足により事業縮小や廃業を検討している方へウム・ヴェルトが協力することで、農業や畜産業の継続と拡大を目指します。
ウム・ヴェルトでは養豚場や農場の開設及び運営を請け負い、使用する飼料や肥料にはリサイクル品を有効利用します。これにより食品リサイクルが実現され、生産した豚肉や野菜は社員食堂や食品工場の食材として導入されます。また、お客様が廃棄した食品廃棄物を当社が回収・リサイクルし、養豚場や農場としてお客様に再提供します。